口・唇・あごを触る、隠す人の心理や性格。口元に手を当てる仕草
「あごをさする・口元を隠す・唇を触る」
その他類似した仕草
当記事では、人が口元を触る仕草の心理を解説していきます。
あごをさする仕草の心理(男性多)
あごというのは首という急所のすぐ近くにあり、安心と恐怖、自信と警戒を表す部位になっています。
あごをさする仕草は、急所を意識させる行為なので「自らの自信と優越感を強調し誇示している」と言えます。
また、リラックスしていて、話に納得、賛成、満足している時によく見られる仕草であり、話はいい方向に進んでいるでしょう。
あごを触る人の性格・特徴
上から目線である人が多いですが、このタイプは人の相手の話をよく聞いてくれます。
柔軟な思考をしている人が多いため、良い話だと判断できれば積極的に取り入れようとするのです。
あごを手で隠したり・手を口のそばにやる仕草の心理
これらの仕草は、本心を見抜かれたくない心理が働いています。
会議場面などでは、相手の口撃から自分を守ろうとしていたり、緊張していて、自分の発言に慎重になっている心理にもなります。
言いにくい意見を抑えようとしている時に口元を隠す事もあれば、逆に言ってはいけない事を言ってしまった後、それに気づいてとっさに手で口を覆おうとする事もあります。
相手にネガティブな感情を持っている場合では、相手を受け入れたくない心理から、コミュニケーションを遮断しようとしている可能性もあります。
口元を手で隠す人の性格や、嘘の仕草
口元に手をやるのが癖になっている人は、自分を表に出したくない、正体を知られたくない秘密主義者であることが多いです。
根本には「自分に自信がない」という心理があり、自分をよりよく見せるために、自信がない部分を人に見せたくないと思っています。
この心理は、同性よりも異性の前で頻繁に表れる傾向があります。
また、自分に自信が無い為、異性の前では緊張してプレッシャーを感じ、より自分を隠して安心したいという心理が働きます。
特に、好きな異性の前でよく表れる仕草でしょう。
口元を隠すことで、表情を読み取られないようにしている事から、嘘をついている可能性もあります。
唇にペンや人差し指を当てる仕草の心理
唇に触れる仕草は不安の表れで、無意識に安心感を求めています。
自分の身体に触る事で不安を抑えようとしている。
満たされない心を満たしたい、安心したいという心理の表れです。
「あごを手で隠す・手を口のそばにやる心理」と同じく、自分の発言に慎重になっている・本心を見抜かれないようにしている可能性もあります。
唇を触る・爪を噛む・アメやタバコを口にする心理
母乳を飲むことに快感を覚えていた「口唇期(0〜2歳)」と呼ばれる時期があります。
この時期に十分な愛情を得られていないと、大人になっても唇に固執するようになり、次のような代償行為をとります。
- 唇を触る
- 爪を噛む
- 口さみしさを感じてお菓子・アメを食べる
- タバコを欲しがる
つまり、唇を触る癖がある人はかなりの確率で甘えん坊で、赤ちゃんのおしゃぶりと同じように唇を触る事で安心感を求めているのです。
唇を触る癖のある人への接し方
こういった幼児性の残った人は、まず褒めてあげましょう。
相手を褒めて・認めて・承認してあげることで、彼らは安心できるのです。
まとめ
「口元を触る心理」いかがでしたか?
これらの仕草は日常でよく見かける仕草だと思いますが、こうした仕草の意味を理解する事で、日常での人間関係に役立てることができます。
ぜひご活用ください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「口元を触る心理」でした。
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