心理操作とは?心理操作の種類と方法&使い方〜必要なテクニック

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    皆さん、「心理操作」というものをどういう風に理解していますか。

    特殊能力や超能力、または限られた人のみが使える高等技術でしょうか。

    答えは”ノー”です。

    「心理操作」とは、育児であり教育、営業であり詐欺、マインドコントロールであり洗脳 、説得であり人を動かす為の立ち回り全てのことを言います。

    今回は、この心理操作について紹介していこうと思います。

    心理操作とは?

    心理操作とは、報酬や懲罰に依ることなく自分の思うように相手の心や考え方を誘導し、自分の希望する行動を相手に起こさせること。

    つまり、自分の望み通りに動かそうとする働きかけは全て心理操作になる。

    先に挙げた、「育児・教育・営業・詐欺・マインドコントロール・洗脳・説得」に当てはめてみても、
    子どもを自分の理想に育て、顧客に金銭を支払うよう働きかけ、人の心を都合がいいようにコントロールしようとすることから、これらは心理操作だと言える。

    心理操作の種類とは?

    心理操作の種類には複数あり、これらは組み合わせて用いることによって、より高い確率で行動させることができる。

    自分の外見を変える

    人はコミュニケーションの際、視覚からの情報を5割以上の割合で重視し、コミュニケーションの内容は1割以下しか意識されない。
    また、全く同じサービスを提供した時、小汚い格好をした人間と、小綺麗で容姿の整った人間が営業をすれば、その結果は言うまでもないだろう。
    服装について言えば、スーツ姿のセールスマンと、制服・作業着姿のセールスマンが浄水器を販売した結果を検証したところ、「制服・作業着姿」のセールスマンの売り上げが高かった結果からも、外見の与える印象は大きいことがわかる。

    次の実験も外見の有効性を語っている。
    ある大学で、男子学生650名に「コンドームを使おう」「読書をしよう」などの13テーマについての説得を行ったところ、真面目で堅い服装をした女性の説得効果は0.74点だったのに対し、セクシーな服装をした女性の説得効果は1.28点であった。

    自分の外見を変えることで、人の自分に対する印象・先入観・注目を操作できる。

    自分の性格・情報を変える(または偽る)

    自分の性格を演じる事については誰もが日常的に行っていることだ。
    大なり小なり、誰でも接する人によって、適切な・望まれている性格を演じている。なぜなら、そうすることで摩擦を減らし、望んでいる結果を得られるからだ。

    自分の身分・情報を偽ることで相手からの印象・評価を操作し、行動に結びつける方法もある。
    一つは先ほどの「整った容姿の人間」と同じ理屈である。代議士・国会議員・弁護士などの肩書きを名乗れば、その説得力は絶大だ。
    社会的影響力の「権威」の項目には、『人間社会のルール上、立場が上の人、ものをよく知っている人、金持ちには従わなければならないというルールが根付いている。また、これは外見上そう見えるだけでも有効である。』とある。

    自分の性格・情報を変える(偽る)ことで、説得力を操作することができる。

    相手を言葉で説得・誘導する

    最も一般的に用いられている心理操作方法。
    言葉による説得には、あらゆる法則や技法が存在する。特に心理学の分野には有効な手法が数多く存在する。
    しかし、これについてもこれが絶対というものは存在せず、操作対象の性格や環境に合わせ、適切な説得を行わなければならない。

    相手を言葉で説得・誘導することは、行動を起こさせることに直結する。しかし、最も柔軟性が求められる。

    印象を操作・誘導する

    例えば、行動の結果が「商品の購入」であった場合、相手に見せる商品やパッケージは現物以上に魅力的に見せることが有効だ。
    広告が最も分かりやすい例である。
    CMでの撮影地、起用タレント、映像美、商品の見た目、あらゆる物を実際以上に魅力的に映し出し、私たちの心理・印象を操作している。

    行動を起こすことに対する印象を操作することで、行動への抵抗をなくすことができる。

    第3者を利用して相手を説得・誘導する

    口コミや部外者を装った人間に、行動への誘導を行わせる。
    無関係である第3者の意見というものは、比較的抵抗なく受け入れることができるからだ。

    無警戒の第3者からの意見は受け入れやすい為、有効に利用できる。

    相手への情報を操作・制限する

    印象操作と第3者理論の複合・拡大版と考えられる。
    対象の周囲の人間に干渉し、間接的に行動するべき偏った情報が流れるように操作する。
    ポストに行動を誘発するためのチラシを入れるなど。

    対象の人間に直接干渉し、外部からの情報を遮断するという手法が、この場合最も有効であると考えられる。
    カルト宗教のマインドコントロールや、テロリストの洗脳などがこれに当たる。

    相手に入る情報をコントロールすることで、相手の判断能力を偏らせることができる。

    相手の行動を操作・制限する

    目的の行動を起こさせるための、行動をさせる。
    献血をさせるために、医療現場で血液が不足して苦しんでいる子供たちの映像を見せるなど。
    行動の回数が増えるほどに、心理的抵抗が薄れていく。
    この時、行動させられているのではなく、自発的に行なっているのだと思わせるように誘導することが重要。

    相手が自発的な行動と認識すれば、その後の行動も継続して起こし続けやすい。

    相手の感情を操作・制限する

    直接的・間接的問わず、相手の感情を揺さぶる行為は「成功または失敗」という結果を早める。
    対象の悪感情を第3者に起こさせ、その後その対象の悪感情を快感情に変える行動を自分が行い、好感を抱かせるという流れが一般的かつ有効。

    テロリストの洗脳では、悪感情を引き起こし、その原因を反抗政府にすり替えたという事例もある。

    人間の行動を最も刺激するのは、人間の欲求・感情である。

    相手の周囲の環境を操作・改変して誘導する。

    対象の環境を、「行動しなければいけない(したくなる)環境」に改変する。
    一般的には難しいが、相手の物を隠す、破壊する。
    例えば、防犯カメラを売りたいなら、防犯カメラが必要になる環境を作り出すこと。

    一般的ではないことが多いが、これも行動を起こすことに直結する。

    心理操作の方法

    相手の情報を把握する

    行動を起こさせたい相手の情報を集める。
    相手の欲求、年齢、性別、家族関係、恋人の有無、仕事、生活環境、生活サイクル、考え方、目標、好き嫌い…etc

    自分の目的とする行動を起こさせるために必要な情報を収集する。

    自分の状態を確認する

    行動を起こさせるために、
    現在の自分の状態、持っている能力、使える力・時間、心構えを確認・整える。

    心理操作の計画を立てる

    短期的・中期的・長期的な目標を3つ用意する

    ・”本来の目的(起こさせるべき行動)が達成でき、かつ自分が喜べる・意欲的になれる要素(自分の目的)を含んだ”目標を明確に決める。
    →この目標は、計測できるものであるべき。
    →この目標は、魅力的であるべき。
    →この目標は、あなたにとって現実的であるべき。

    ・行動を起こさせるために必要な期間を設定する。

    心理操作の計画を実行する

    戦いの勝敗は準備で8割決まると言われる。逆に言えば、後の2割は現場で自分が実行するしかない。
    用意した駒、切れるカード、交渉や説得の知識・技法を活用して相手の心理・行動を操作する。

    以上、心理操作の方法。

    心理操作の使い方

    経営戦略・広告戦略・対人仕事全般・恋愛・友人・家族…etc

    人間関係全般に利用可能

    実際に心理操作が行われている事例

    CM・テレビ番組・新聞などのメディア全般

    全てのメディア情報は人の手によって編集されている為、そこには人の意思や信条が反映される。たとえ本人にその意図がなかったとしても。
    また、メディアを利用して世論をコントロールしようとする意図は確実に存在する。経済的にも、政治的にもである。

    宗教全般

    各宗派の教義や信仰対象を信仰させようという心理操作。

    義務教育期間

    国の教科書自体が偏った情報であるが、その情報が正しいとして教育される為、無意識のうちにコントロールされている。

    Youtubeメディア

    経済的な印象操作が主。視聴内容を個人で自由に選択できる為、比較的健全な心理操作。

    心理操作に必要なテクニック

    相手の仕草や態度から心理を読むテクニック

    計画の実行段階で必要になる。計画を立てていない心理操作では特に重要。
    相手の本音を読みながら、それに対応した話術で行動を促していく。
    相手の心理がわからない場合、対応が後手に回ってしまい、早々に詰んでしまうことが多い。

    相手の言動から心理を読むテクニック

    計画の実行段階で必要になる。計画を立てていない心理操作では特に重要。
    相手の話し方や、言葉、口癖などから本音や性格を判断して行動を促す。

    心理学で扱われる行動を促すテクニック

    多くの書籍や、ネット上にも情報があるが、情報が多い為どれも扱い切れていないことが多い。
    はじめに一つを決め、それが使えるようになってから次の心理テクニックを実践するべし。

    心理操作まとめ

    今回、心理学の観点から紹介させていただいた「心理操作」
    いかがでしたか?

    心理操作と聞くと難しく聞こえますが、実は誰しも日常で行っていることだったようですね。
    違いといえば、それを認識しているかどうかという点でしょうか。

    心理操作自体は誰もが行っている事ですが、上手くいかない人がいるのもまた現実。
    そういった時は、計画の段階を見直してみましょう。

    戦いの勝敗は準備が8割です。残りの2割で全力を出せるように、しっかりと準備して臨みましょう。

    健闘をお祈り致します。

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