マインドリーディングの感覚を身につける為のトレーニング方法#1

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    「感じる・観察する」感覚を身につける

    ここでは、人を観察する感覚・人の意識を感じる感覚を磨く為のトレーニング方法を紹介しています。

    このトレーニングを続けていけば、あなたも”人がおよそどんなことを考えているのか”が透視できるようになるでしょう。

    マインドリーディングで感じる意識のエネルギー「観念運動」

    何かに意識が向けられている時には、その意識が持つエネルギーがあります。

    このエネルギーのことを『観念運動』といい、意思を働かせることなく無意識に発揮され、想像することによってだけ呼び覚まされる動きのことを言います。

    この動きは、意図しない、ほとんど自分では気づかないような反応(仕草・声etc)を引き起こします。

    例えば、あなたの右側にある壁のことをじっと考えたとき、あなたの身体は無意識にその方向へ動きます。

    このような気づかないほどのほんのわずかな無意識の動作を感じ取ることで、相手が次の瞬間に何をしようとしているかを知ることができます。

    観念運動を発見したウィリアム・B・カーペンター(イギリス)

    私たちがある動作を頭に思い浮かべるだけで、その思考がきっかけとなり、動作が最小限の形で現れてくるということを発見した。

    観念運動を定義したミシェル・ウジェーヌ・シュヴルール(フランス)

    1833年、フランスの科学者ミシェル・ウジェーヌ・シュヴルールが観念運動について最初に定義した。

    現在、このような現象があることは認められていますが、そこにどのようなメカニズムがあるのか適切な説明はなされていません。

    それではこれから、このような”人から発せられているエネルギー”を感じ取るためのトレーニング方法を紹介していきます。

    マインドリーディングの感覚を身につける為のトレーニング方法

    • 8種類の物を用意し、テーブルの上に一列に並べます。
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    • 友だちなどの協力者に、8種類の物から1つを選んでもらいます。
      なんとなくではなく、しっかり選んでもらうこと。
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    • 次に、友だちにあなたの左手首を強く握ってもらいます。しっかり握ってもらうことが大切です!
      それからあなたの左手を腰の高さまで伸ばします。
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    • 左の腕はまっすぐ伸ばし、左右の手の間隔を保つこと。
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    • そして友だちに、あなたの右手を8種類のうちどれに向かって伸ばしたらよいか、意識するように頼みます。
      友だちは言葉を使わずに、あなたのナビゲーションをしなくてはいけません。
      あなたの手を前後左右のどの方向に動かすべきなのか、頭の中で指示してもらいます。
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    • 友だちより少し前に立ち、テーブルの上に並べたものの上にあなたの右手をかざして動かしましょう。
      このとき、実験の協力者からの刺激を感じ取るよう心がけること。
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    • 最後に、友だちの手から伝わる刺激や、仕草や表情の微妙な変化を感じ取り、選んだ物を当てましょう。

    この実験で、手を通して伝わってくる刺激は人によって違います。
    この間隔を言葉に言い表すことはできません。とにかく試して、微妙な違いを比べてみてください。

    1回で成功しなくてもがっかりしないこと。
    このトレーニングを簡単に成功させる人もいれば、なかなかうまくいかない人もいます。そういうものなのです。
    少し練習すれば、うまくできるようになるはずです。

    感覚を磨く為の発展トレーニング方法

    • このトレーニングに成功して、テーブルに並べた物のうち、協力者が選んだ物がどれなのかを感じ取れるようになったら、腕の間隔を広げてみましょう。
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    • そして今度はトレーニングの協力者に、部屋の中にある物を頭の中で選んでもらいます。
      そしてそれがどれなのか見つけ出してみましょう。
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    マインドリーディングの着眼点

    常に協力者より少し前に立ち、相手の身体が見えるようにすること。
    そして、あらゆるしぐさ・身体言語(ボディランゲージ)に注意を払いましょう。

    足のつま先はどちらを向いているか。協力者の身体の緊張が緩んだ瞬間は、いつか。
    しっかり感じ取ってみましょう。

    トレーニングで身につける目標

    どんな些細なことにも意識を集中して感じ取ることを、とにかく何度もやってみること。

    繰り返しトレーニングを重ね、自信をつけて直感を磨くことで、ほかの人がつくり出している特別な力を感じ取れるようになります。

    このトレーニングの最後の目標は、気づいたことに従いながら、考えなくても直感的に感じ取れるようになることです。

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