聞き上手は人に好かれる?−話を聞くのが上手い人の特徴12項

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    人の話を聞くのが上手い、いわゆる「聞き上手」という人たちがいます。

    あなたの周りにもいませんか。
    特に話が面白いわけでも、物知りなわけでもないのに誰とでも仲良くできて、人当たりがよく信頼されている人が。

    なぜ彼らは、人に好かれているのでしょうか。

    当記事では、聞き上手な人が人に好かれる理由と、その人たちの特徴を皆さんにご紹介します。

    なぜ聞き上手は人に好かれるのか

    聞き上手な人は、たとえ話が上手でなくても、面白いことが言えなくても、ただ人の話を聞くのが上手いというだけで人を惹きつけることができます。

    それはどうしてなのでしょうか。

    好かれる理由1.聞いてくれる方が楽だから

    聞き上手な人は聞き役になることで、相手に楽をさせてあげているのです。

    どういう事かというと、ほとんどの人は聞くよりも話すほうが好きです。

    なぜなら、人は話を聞いている時よりも話している方が心理的に楽だからです。
    悩んだ時、人に話すと楽になるし、いい事や嬉しいことがあれば人に話したくなることからもよくわかります。

    これに対して、聞いている方は話している人の話や気持ちを理解してければいけないので、話す時よりも負担がかかります。

    つまり、聞き上手は話している人を”聞くストレス”から解放しているのです。

    好かれる理由2.自分の話をすることで快感を得るから

    人は食事やお酒・お金・セックスなどから快楽を得る時と同じ快楽物質(ドーパミン)を、自分の話をすることによって分泌させています。

    聞き上手な人と話している人は、他の人と話している時よりも長く自分の話を聞いてもらえるため、このドーパミンによる快感を長く得られ、聞き上手な人と話をすることが好きになります。

    その結果、聞き上手な人は好感を持たれたり、会話する回数が増えるようになって人に好かれるようになるのです。

    話を聞いてもらうことが快感だから、聞き上手な人は好かれます。

    話すことで快感を感じる

    好かれる理由3.受け入れてくれるから

    聞き上手な人は、基本的に相手の話を否定しません。

    そのため、話している人は安心して話すことができますし、受け入れられている、認められていると感じます。

    人は、自分を安心させてくれる人、認めてくれる人が好きなのです。

    聞き上手な人が人に好かれるのは、人を安心・満足させるからです。

    好かれる理由4.価値観が似ていると感じるから

    聞き上手な人は、共感する能力が高いため、話している人は自分と同じ気持ちなんだと感じます。

    感覚を共有できたことで、相手は自分を理解してくれている、自分と似ている、価値観が似ていると思い、相手に好感を持つようになります。

    類似点を見つけた相手に、好感や強い親近感を得ることを類似性の法則といいます。

    聞き上手な人は、相手に自分と似ていると思わせられるのです。

    聞き上手な人の特徴

    人に好かれる聞き上手な人の特徴とは

    聞き上手な人とは、人を嫌な気分にさせず、相手が気持ちよく話せるようにする能力に長けている人です。

    では、具体的にそれはどういうことなのか、聞き上手な人の特徴を紹介します。

    特徴1.話を最後まで聞ける

    聞上手な人は、話している人の邪魔をすることなく、その人の思考やお話を最後まで終わらせてあげられます。
    そして、話している人の聞きたいと思うことを理解できるのです。

    あなたも誰かと話している時、頻繁に中断され、あなたの会話を引き継ぎ、自分自身について話したり、自分の知識や専門知識を共有しようと、話を持っていかれた経験はありませんか。

    彼らが無意識のうちにそれをしているとしても、あなたは自分の話を相手が聞いていないように感じたはずです。

    話を中断することは、相手に軽く見られていると受け取られる危険もあります。

    また、話すことは、頭の中の整理にもなります。最後まで話を、頭をまとめさせてあげましょう。

    聞き上手な人は、自分から多くを語ろうとしません。
    自分が話してしまっては相手が話せなくなってしまうと、しっかり意識しているからです。

    相手に話をする空間・時間を提供することは素晴らしい贈り物です。

    特徴2.簡潔に話し、長話をしない

    人は聞いている時間は長く、話している時間は短く感じるので、話し始めてしまうと自分が思ったよりも長く話してしまうことが多いのです。

    そうすると、相手の話す時間がなくなってしまいます。

    なので、聞き上手な人は意見を求められても、求められたことだけに簡潔に答え、話す権利をすぐ相手に返すのです。

    長話をしない

    特徴3.自分語りをしない

    聞き上手な人は、あまり自分のことを話そうとしません。

    聞かれた時には答えますが、聞かれない限り自分の話をしようとすることは少ないです。

    これは、自分から自分の話をしようとすると、誰しも止まらずに長々と話してしまうことが多いからです。

    そうなるのを避けるため、聞き上手な人はあまり自分から自分のことを話そうとしません。

    特徴4.否定せず、正論を押し付けず、相手の感情を尊重する

    聞き上手な人は、間違った情報を訂正する事はあっても、相手の話を遮って否定したり、相手の考えに正論をぶつけることはありません。

    真剣な相談や悩みを話している人以外は、大抵の場合聞いている人に意見や正論を言って欲しい訳ではなく、ただ共感して欲しいだけなのです。

    これを聞き上手な人は心得ているので、自分の意見で話を否定したり正論を押し付けたりしません。

    自分の意見を押し付けないで

    特徴5.相手の立場で考えられる

    話している人から意見を求められた時、それは「あなたが自分の立場だったらどうか」という前提で質問されています。

    そして、その質問が具体的な答えを求めるものでない場合、自分に共感して欲しくて質問していることがほとんどです。

    こういった質問に対して聞き上手な人は、具体的な質問については簡潔に答え、共感してほしい質問には相手が欲しい言葉で共感するように答えています。

    なお後者の質問の際、答えが見つからなかった場合「そうだねー、どうなんだろうなー…」と考えていれば、相手が自分の考えを話し出すので、それに共感するだけでも満足されます。

    特徴6.自他の区別ができている

    聞き上手な人は、相手の話すことは、相手の意見・考えであるということを認めてあげることができます。

    人の話を聞くにせよ、共感をするにせよ、その人の話や考えに抵抗や反発を感じているままでは、その人の話を素直に聞くことはできません。

    ここで、大切になるのが「受け入れる姿勢」です。

    受け入れるというのは、相手の話・考えに賛成するという意味ではありません。相手の気持ちを認めてあげるということです。

    (そうか、この人はそう思っているのか)という受け止め方をすることで話を聞き、共感できます。

    聞き上手な人は、相手の気持ちを肯定しながら「自分は自分、他人は他人」と考えることで抵抗なく話を聞けるのです。

    私と他人の自他の区別

    特徴7.相手に興味をもって聞ける

    人の話を聞くのが上手い人は、相手に興味をもって話を聞くことができます。

    他人が話していることに対して、「面白いことかもしれない」「どうしてそう思ったんだろう」と考えることができるのです。

    普通、相手の話や相手の考え方に興味を持てない状態でその人の話を聞くのは、とても退屈で苦痛に感じます。

    それどころか、相手に興味がないことが伝わってしまい、不快にさせてしまうことにもなります。

    しかし聞き上手な人は相手に興味を持てる、そうでなくても興味があると感じさせることができるので、話す人は楽しく話すことができるのです。

    特徴8.自分も関わっていることのように聞くことができる

    聞き上手な人は、話している人の話を、自分のことかのように親身に共感して伝えることができます。

    例えば人は、聞いている人が自分のことかのように話を聞いてくれる人には、安心感や信頼感を感じて続けて話そうとします。

    しかし、話は聞いているし、共感もしてくれているけど、まるで他人事のように話を聞かれると話す気が萎えてきます。

    聞き上手な人は、相手に安心感・信頼感を感じさせることができるのです。

    相手と同じ目線・立場で話を聞く

    特徴9.相手に上手く伝えられる

    聞き上手な人は、相手や話への興味や共感、相手に伝えたいことを言葉以外でも上手に伝えることができます。

    いくらあなたが、相手の話に興味や共感があったとしても、それを伝えられなければその相手は話す気を失ってしまうかもしれません。

    逆に、たとえそう思っていなかったとしても、興味や共感があるかのように伝えることができれば、相手は安心して話していられるでしょう。

    特徴10.部下・年下など立場が下の人の話に耳を傾けられる

    人は、上司や年上、両親、先生など、自分よりも立場の上の人の話をしっかりと聞くことはできるのですが、それとは逆に、自分よりも立場の低い人の話を聞くことが苦手なようです。

    しかし、組織では部下の意見を聞けるリーダーがいるグループが活性化し、子の話にしっかり耳を傾けられる親は良い子育てができるとされています。

    聞き上手な人は、自分よりも下の立場の人の話を尊重して、しっかりと聞くことができるのです。

    自分よりも下の立場でも話を聞く

    特徴11.テンポや間を上手く使う

    聞き上手な人は、相手が調子よく話している時には上手く話を促し、言葉に詰まったり考え込んでいる時には沈黙や”間”を上手に使って待つことができます。

    話す人が積極的に話している時は、「うんうん」「そうなんだ」「なるほど」「本当に!」「それでそれで?」「どうなったの?」「〜だったの?」など、相手の話や感情・態度に合わせて相づちを打ち、話しやすい空気をつくれます。

    逆に、相手が話しづらそうにしていたり言葉に詰まって悩んでいたりした時は、話している人が自分の中で迷い、考え、葛藤していることが多いので、聞き上手な人は、相手を気遣いながら気まずくない、安心させられる沈黙の空気をつくることができます。

    この時、沈黙や間が気まずくなってしまい、軽はずみに相手の言葉を促したり、相手から意識を外したりすると、会話が成り立たなくなります。

    特徴12.相づちで会話をコントロールできる

    話がはずむためには、聞き手が話を肯定的に受け取ることが大切です。自分の話を否定的に聞かれていることがわかると、話し手は話す気がしなくなってしまうからです。

    そこで役立つ、相手に「話をよく聞いているよ」と伝える最良のコミュニケーション手段が、相づちを打つことです。

    聞き上手な人は、この相づちのタイミングや種類、打ち方を使うのがとても上手です。

    また、相手の様子を観察して相づちの打ち方を変えることで、相手の話をより深く促すこともできれば、したくない話題を終わらせることもできます。

    相づちが上手い聞き上手

    聞き上手な人の特徴まとめ

    聞き上手な人というのは、柔軟性があるため、仕事や私生活問わず多くの人に慕われ、バランスを保ってくれる人が多いです。

    また、聞き上手な人は自他の区別がしっかりしているので、日常生活におけるストレス耐性も高いでしょう。

    他人の心ない言葉に怒ったり悲しんだりすることも減るし、他人の言葉に一喜一憂して心を振り回される事もありません。

    常に聞き上手である必要はありませんが、聞くべき時にちゃんと聞ける力を持っていることは必要ではないでしょうか。

    あなたがもし人の話を聞くのが苦手なら、知らず知らずに評判を落としてしまっているかもしれません。

    この記事で、少しでも人の話に耳を傾けようと感じて頂けたなら幸いです。

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