目をこする、目を隠す・触る、眉毛をかく、目頭を押さえる仕草の心理
「目をこする、目を隠す・触る、眉毛をかく、目頭を押さえる」
私たちの目は、多くの情報を受け取る場所です。
この「目」をさえぎる仕草は脳の一時停止状態を示し、
「これ以上考えたくない」「これ以上聞きたくない」
という、不快感情と結びついていると言えます。
場合によっては、「心配」「意見の不一致」「恐怖」などの感情を表している事もあります。
これは完全に目を閉じた状態だけでなく、細めた目にも当てはまる解釈です。
こちらの記事に「目を閉じる心理」「目を細める心理」も紹介しているので参考にされてください。
それでは、それぞれの仕草の心理や性格を解説していきます。
目に手をあてる仕草の心理
目に手をあてる仕草は、「不快感を抱いている可能性が高い心理」だと言えます。
この仕草は、会話の途中にちょっとだけ目に触れるような、一瞬で消えてしまう「瞬間的な動作」であるため見落としやすい仕草です。
手で目頭やまぶたを押さえる(男性多)
手でまぶたを押さえる仕草は、「強い不快感を抱いている心理」だと言えます。
この仕草は男性に多く見られる仕草であり、今見た情報を「聞きたくない・遮断したい」という強い意図を相手に伝えやすい仕草です。
目を隠して話す仕草の心理
目を隠して話すのは、「嘘をついていたり、心にやましい事や隠し事がある心理」だと言えます。
嘘や言い訳をする時には、その不安ややましさから「目をそらしたり、伏せたりする仕草」が表れます。
こうした仕草から嘘などを悟られないように、本心を知られないようにする為に目を隠そうとします。
目をこする仕草の心理
通常、眠さから目をこするのは、眠くなると血圧が下がり、まぶたが腫れぼったくなる事で、それに違和感を感じるからだと言われています。
しかし、それ以外にも心理的な理由がいくつかあります。
不快感から目をこする心理
一つ目は、「話の内容が気に入らない、相手の顔を見たくない心理」からくる場合です。
不快感から視界を塞ぎたいけれど、あからさまにする訳にはいかないので、その代わりに目をこする仕草となって表れます。
嘘ややましさから目をこする心理
この理由は「目を隠して話す仕草の心理」と同じ心理だと言えます。
「目をそらしたり、伏せたりする仕草」から嘘などを悟られないようにする為に、本能的に目を隠そうとして目をこすり、顔の表情を読まれないようにするのです。
緊張から目をこする心理や癖と性格
次の理由は、緊張している心理です。
話している相手に好意を持っている時に、緊張をほぐすために目をこする事があります。
また、よく目をこする仕草をする人は、性格が「内向的」で自分の本心をうまく伝えられない人が多いです。
眉毛をかく・触る仕草の心理
眉毛をかいたり、触ったりするのは「動揺やストレス」を感じている心理からきています。
眉毛は動きが比較的大きく、感情が表れやすい部分です。
- 驚き
- 不快感
- 恥ずかしさ
こうした感情を悟られないように眉毛の動きを手で抑え、それと同時にさりげなく手で顔を隠すことができるからです。
動揺していたり、ストレスを感じている時に、無意識に本心を隠したり落ち着こうする為の仕草と言えます。
また、眉毛を触っている時に、相手を伺うような・探るような目で見ていたなら、今話している事は本当なのかと「疑いを抱いている」可能性もあります。
目元を手で触る心理−まとめ
「目元を手で触る心理」いかがでしたか?
目を隠す・遮る・閉じる仕草はネガティブな感情の表れです。
相手に伝わらないように気をつけている時ほど、仕草の表れる時間は短くなるので、見落とさないように注意しましょう。
これらの仕草に気づく事ができれば、相手の心理状態を大まかに把握する事ができます。
あなたが相手とどういった関係を築こうとするにせよ、きっと役に立つでしょう。
ぜひご活用ください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「目元を手で触る心理」でした。
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