目をそらさない、目が合わない心理|会話中じっと見てくるのはなぜ?

仕草の心理学, 目の仕草

「会話中目を見つめてくる・目をそらされる・適度なアイコンタクト」

人は自分の関心があるものに対しては、より多く、長く視線を向けようとします。

逆に、不快なもの、拒絶したいものに対しては、できるだけ視線を向けないようにしています。

しかし、それだけで好き嫌いを単純に判断することもできません。

なぜなら、たとえ同じ仕草だったとしても、環境や原因によって異なる心理状態になり得るからです。

そこで、ここでは会話の中でのアイコンタクトの種類と、それぞれの意味や心理について解説していきます。

目をそらさない心理|話す時なぜ視線を外さないのか?

相手をじっと見つめて視線を動かさない人は、本気で何かを訴えようとしていたり、熱意を持って話をしようとしています。

時には、相手の意見に反論したい時や、自分の主張を押し通したい心理から来ることもあります。

好意の表れとして相手の目を見つめる心理

相手に好意があって見つめる場合には、純粋な好意や関心がある場合と、一人になりたくない、話し相手が欲しいから見つめる場合があります。

前者では、自然な笑顔や表情なのに対し、寂しさや不安からくる後者は、べたべたとすがるような甘えた目つきになります。

好意の表れとして目を見つめる

威嚇する意味でじっと見てくる心理

会話の間中ずっと視線をそらさず凝視しているのは、

「何かおかしい所はないか、騙そうとしていないか」

警戒心を抱いており、相手を信用していない、疑心暗鬼な心理といえます。

相手の嘘を見破ろうとしていることもあります。

嘘を隠すために相手の目から視線を外さない心理

嘘をつき慣れている人は、怪しまれたくないという気持ちから、かえって相手の目を真っ直ぐに見据えて話をすることがあります。

こういった人は、おどおどすることもなく、戦略的に説得力のある視線を相手に送ることができます。

とっさの嘘ではなく、前もって嘘をつく意思をもっている事が多い。

嘘を隠すために視線を外さない

会話で目が合わない意味、目を横にそらす心理

私たちは、嫌いな対象を前にすると、「顔を背けよう」とします。

自分が何を話していても、相手がそっぽを向くような顔をしていたら、あなたは拒絶されているといえます。

相手に対する興味がなかったり、否定的な立場であるかのどちらかです。

この仕草に併せて、身体の向きもそらされていた場合、より拒絶されている可能性が高いです。

好意的だからこそ目が合わない、顔を背ける心理

話は弾んでいるのに、視線を合わせようとしないのは、相手を強く意識している可能性があります。

意識しているからこそ、それに気づかれるのが恥ずかしかったり、意識している反面、自分に自信がないという心理からくる仕草です。このケースの人には内気な性格の人が多いです。

逆に、頻繁にアイコンタクトを取る人には、外交的な人が多く、他人の上に立ちたい支配的な傾向があります。

好意があり顔を背ける心理

会話で視線をそらす・適度に目を合わせるを繰り返す心理

こちらの話に合わせて度々視線を合わせたり、資料に目を落としたりなど、適度に変化をつけながら話を聞いている相手は、おおむね話を好意的に受け止めているでしょう。

これに、適度なうなずきなどが入る場合、心理的に賛同していると言えます。

適度に視線を外しながら、穏やかな表情や笑顔が加わっているとすれば、より好意や関心を持っていると言えます。

会話での視線やアイコンタクトを参考にする

「アイコンタクトの心理」いかがでしたか?

じっと見つめて話してくる人や、こちらと全く目を合わせてくれない人。

そのことで、「私はもしかしてあの人に…」と考えて落ち着かない事があったのではないでしょうか?

はじめに言った通り、同じ仕草のアイコンタクトでも意味が異なる場合があるので、単純に判断することはできませんが、特定の人があなたと話す際いつも同じ視線で会話をするようなら、その心理は同じである可能性が高いです。

アイコンタクトだけで判断できなければ、その人の他の仕草なども併せて観察する事で、正確にその心理を読み取る事ができるでしょう。

ぜひお試しください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「アイコンタクトの心理」でした。

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