仕事辞めたい・辛い人の悩みを解決-人生の為辞めるべきか転職の判断
人にはそれぞれ「自分に合った生き方」というものがあります。
仕事面で言えば、その仕事と自分との相性です。
就業時間・日数、給与量、将来性、やり甲斐、夢・目標、対人関係、職務内容、自営か雇われか…etc
ご覧の通り、一口に仕事といっても自分との適・不適は数多く存在します。
さらに、この中の一つでも自分の価値観と合っていなかった場合、それだけで不満とストレスが生じてしまいます。
そして、自分の理想と現実、ストレスと報酬のバランスがマイナスに傾いた時、人は仕事を辞めることを考えるのです。
しかし、考えてはみたものの、どうするべきか決断を下すのは難しいものです。
そこで当記事では、辞めるべきかどうかの判断方法をご紹介します。
その方法とは、『自分の”幸せ”と向き合うこと』です。
自分の為にならない仕事を辞める・転職する
ここでの「自分の為にならない仕事」とは、自分の幸せに繋がらない仕事のことです。
自分の為になるかどうかの区別は以外と簡単につけられます。
楽しい・やり甲斐がある・夢のために必要な望んでしている仕事
こういった仕事はあなたの幸せに繋がっていく良い仕事だと言えるので、無理に変える必要はありません。
しかし、自分で決めて充実しているからといって、それ自体が負担になっているようなら改善しなければいけません。
たとえ好きなことでも、苦痛が続けば嫌いになってしまいます。
なにより負担を抱えると効率が低下し、十分なパフォーマンスを発揮できません。
改善が見込めない場合は、転職などで環境を変えることも考えましょう。
なんとなく就職・目標もない・辛い・ただ我慢して惰性でこなすだけの仕事
辞めましょう。
その仕事はあなたに適していません。
そもそも、星の数ほどある職場の中で、すぐにあなたに適した仕事に巡り会うなどということは、余程リサーチするか、運が良いかでなければあり得ません。
もし、給与・待遇が良く、周囲の目を気にして、将来安心して暮らすために今我慢して働いているのであれば、残念ですがそれは徒労に終わるでしょう。
『今』苦しんでいる現状を変えられない人は、5年経とうと10年20年経とうと、いつまでも苦しみ続けています。
もちろん、結婚して家庭の幸せを得ることはできます。
しかし、家庭の幸せと仕事での幸せは別のものです。
仕事の苦しさを抱えたまま生活をしていても、人生において満足のいく幸せは得られないのです。
仕事を辞める前に『1週間』なぜ辞めるべきか考える
辞めると決めてから”1週間”自分のやりたい事、できる事、人生、家族、愛や幸せについて考える時間を作りましょう。
人生の為・転職の為の武器を知る・身につける
なんの武器も持たず、自分の持ち味もわからずに戦場に放り出されても、逃げることしかできません。
仕事を辞めた後、何もしなければ貯金残高は減っていく一方ですし、再就職するにしても自分の武器を示せなければ採用してもらえません。
自分の得意なこと、やりたいことをする為に役立つ、周りの人間の言葉に左右されない為の”あなたの武器”をしっかりと認識しましょう。
ここで重要な事は、”あなたの武器”は「〇〇検定1級」や「〇〇資格」などの飾りではなく、自分の人生に役立つ、人に自信を持って「これならできる!」と言えるようなものでなければいけません。
人が持っていない能力であればなお良いでしょう。
自分の進む方向性を認識し、悩みを捨てる
自分が進んでいく方向を定めず、ただ勢いで漠然と辞めてしまうと、辞めた後に焦りや不安を感じてしまいます。
そうならない為にも、辞めた後の方向性、転職するのか、しばらく仕事を休んで英気を養うのか、旅に出て自分と向き合ってみるのか、選択肢は沢山あるので、これを決めてから辞めるようにしましょう。
また、1週間じっくりと時間をかけて考える事で、勢いで辞めようとしているのか、自分で辞めるべきだと納得して辞めようとしているのか、という判断もつけられるでしょう。
大事なのは、今からの行動は”自分が幸せになる為に決めた行動だ”と自分に胸を張って言える事です。
その時点であなたはすでに一つ、自分の幸せを掴んでいるのです。
重い決断ではありません、しかし人生の為の大切な一歩です
仕事を辞めることなどは、言ってしまえば大した事ではありません。
しかし、自分の人生、”幸せ”ときちんと向き合う事はとても大切な事です。
幸せの感じ方は人それぞれの価値観に依存しますが、それを見つけられるのは自分と向き合った人だけです。
仕事を辞める辞めないに関わらず、この機会をきっかけに、自分と向き合う貴重な時間を得ていただけるなら幸いです。
幸せは向こうから舞い込んできたりしません。
幸せとは、自分の手で掴み取ってこそ価値があり、あなたの人生を輝かせるものなのです。
『今』自分を幸せにするために決断してください。
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